ド・ケルバン病の治療
更新 2022.09.05
特に手首を使いすぎていたわけでもないですが、ド・ケルバン病と言われました。湿布をもらいずっと貼っていましたが、あまり効きません。鍼で治りますか？
鍼治療で良くなるので、早めに治療を始めましょう。
腱鞘炎の中でも一番多いのがド・ケルバン病（親指の腱鞘炎）ですが、女性ホルモンの影響で筋腱が弱くなっていることも多いです。男性でもなります！パソコンのマウスやキーボードが使えなくなるので、早めに治しましょう。ステロイドはちょっとリスキーなので、副作用のない鍼治療が効果的です。
詳しくは、 ド・ケルバン病に鍼治療は効果があるか？ をご覧ください。
斎藤様はパソコンを使うお仕事なので、マウスの使いすぎだったのだと思います。また、女性ホルモンの低下があると筋腱がもろくなります。ホルモンバランスを整えながらしっかり治して行きましょう。
出産後にも同じ腱鞘炎で悩んだので、ホルモンバランスを整えてもらっています。体中がボロボロだったのですが、この頃は調子が良いです。マウスを使う時が苦痛だったのですが、包丁やボタン、洗濯物を干す時も辛く、手首に負担をかけていることを再認識しました。
治ってよかったです
長野市 Ｏ.Ｔ.様
仕事はPC作業なので手は良く使いますが、残業続きで悪化してしまったのだと思います。医者に言われたとおり安静にしていましたが、なかなか治らなかったのでこちらに来ました。結果すぐに治ったので本当に良かったです。
ありがとうございます。Ｏ様はお仕事上治療に来る時間が限られていましたが、週末に調節するなどして治療を続けることができたので、徐々に調子を取り戻すことができたのだと思います。まだあまり無理をしないようにしましょう。
院長がお答えします。
院長 吉池 弘明
腱鞘炎？
上田市 Ａ.Ｔ.様
ただの腱鞘炎と思っていましたが、ドケルバン病という初めて聞く症状だったことに驚きました。わたしの場合はスマホとかパソコンの使いすぎだと思います。まだ痛みがあるので様子をみます。
最近では、スマートフォンの使い過ぎで、ド・ケルバン病になる方も少なくはありません。治療はできるだけ続けるようにして、スマホを使う時間を減らすようにしましょう。Ａ様の場合、サーモグラフィー検査で背中から首にかなりの炎症がでていたので、なるべくスマホやパソコンを使うときは目と画面が同じ高さになるように気を付けましょう。
治りにくい腱鞘炎です。
院長 吉池 弘明
痛みが引いてきました
須坂市 Ｉ.Ｋ.様
湿布を貼ってテーピングをして安静にしていても治らず困っていました。お友達に紹介してもらって、こちらに通いだしてからは徐々に治ってきています。うちから近いので通えてよかったです。
ド・ケルバン病の原因は女性ホルモンの低下です。気を付けないと関節の変形や腰のすべり症も起こります。自律神経を整えると女性ホルモンのバランスも整うので、全体的に底上げしていきたいと思います。もし他の部分が痛くなったら、早めにご相談ください。
良くなって良かったです。
院長 吉池 弘明
痛みは変わらず…
長野市 Ｋ.Ｋ.様
先生と相談して通うと決めた日は必ずきて治療をしてもらっていますが、まだ痛いです。このまま治らない可能性もありますか？
無理を続けたことが原因で、かなり筋腱が擦り減っています。無理をしないようにしましょう。親指を立てた状態で内外に傾けると悪化します。どうしても治らない時は、始めにご提案した専用の固定サポーターをご検討ください。
治るので心配要りません。
院長 吉池 弘明
鍼の効果はすごい
飯山市 Ｙ.Ｓ.様
ブロック注射を打ってからは痛みが少なくなりましたが、痛みが強い日もあったので治らないんじゃないかと心配でした。しかし、試しにやってみた鍼が効果がありました。
筋腱が弱くなるので、頻繁な注射はおすすめしません。ホルモンバランスを整えることで、今まであったカラダの不調も良くなることが多いので、しっかり治療をしていきましょう。女性ホルモンのバランスが整うと髪の毛や皮膚の張りも出ます！
美容にも効果があります。
院長 吉池 弘明
ストレスが原因で手の温度や血流が低下することで発症します。鍼治療をすることで自律神経のバランスが整うと、筋腱の再生が始まります。また、筋腱の自然治癒力が高まります。
POINT
治療前
治療後
女性ホルモンの低下が原因で筋腱や軟骨が弱くなります。女性が圧倒的に多いのですが、男性にもあります。鍼治療でホルモンバランスを整えることで、靭帯や筋腱、軟骨の変形を防ぐことができます。髪の毛に艶やハリが出る方も多いです。
POINT
治療前
治療後
ド・ケルバン病は痛みが出るほどに症状が悪化します。痛みを出す運動は控えましょう。また、痛み止めを使って無理をするのはやめましょう。腫れが出ていたら特に注意が必要です。
DON’T
指を動かす腱はすべりが良くなるように、一本一本腱鞘に包まれているのですが、その腱鞘が細くなる腱鞘炎です。親指に起こります。腱鞘炎の中では一番多い腱鞘炎で、男性よりも女性が多くなります。
整形外科に通院します。骨に異常がなければお薬で炎症や痛みを止めるのですが、原因が女性ホルモンの低下なので症状が改善されないことが多いです。そうした場合は手術を提案されるのですが、手術が嫌な方は鍼治療が効果的です。ホルモンバランスを整えて腱鞘炎の原因を治療します。
女性ホルモンのバランスがどのくらい崩れているかにもよります。もともと女性ホルモンの割合が少ない男性は早く良くなります。女性ホルモンのバランスを大きく崩す女性の更年期や出産後、卵巣の手術後は長くかかることが多いです。
女性ホルモンの低下で筋腱が弱くなった時に、腕の使いすぎで起こります。特に親指を立てた状態で、前腕を内外に捻じる動作で悪化することが多いです。またご両親のどちらかから、関節が弱い体質を受け次いでいることが多いです。
痛み止めを使って指を過度に動かすと、筋腱の癒着が進むので注意をしましょう。安静が一番の治療です。親指以外の指を動かそうとするだけでも親指の筋腱に負担がかかります。痛みが強くなる時は、肘から指先まで固定すると痛みが改善します。
整骨院では、外傷が原因のド・ケルバン病は保険の対象になります。使いすぎが原因のド・ケルバン病は保険の対応外となります。状況を含めて担当整復師とご相談ください。
状態を選んで知識と技術がある鍼灸師が治療をすれば、鍼治療の効果が上がります。鍼治療をするには、チェーン店でマッサージや整体をメインにした鍼灸院ではなく、開業歴が長い40才以上の鍼灸師が治療を受け持つのが良いです。
ド・ケルバン病が原因の筋腱を動かす関節すべてにします。合わせて、自律神経の治療をすることで女性ホルモンのバランスを整えます。
ド・ケルバン病の手術では、指先の神経を傷つけてしまい指が痺れたり、親指の筋腱の後遺症で箸が使えなくなることも多いです。そういった症状も治療可能なのでご相談ください。
1週間に2～3回程度で治療をします。
14回の治療後に検査をして治療回数を決めていきます。
筋腱の炎症や腱鞘の状態、自律神経のバランス異常を調べます。
初診時に6,050円～10,450円程度の検査費用がかかります。
検査結果に合わせて、 ド・ケルバン病の鍼治療 ・ ホルモンバランスを整える鍼治療 を組み合わせて行います。
※事前に治療見積もりを作成しますので、予算に合わせて治療範囲を決めることも可能です。
| ド・ケルバン病の治療費 | |
| 初診料 | 660円 |
| ● １～５関節 | 660円 |
| ● ６関節～ | 220円 |
１～５関節は条件が揃うと保険の対象となります。
※別途、1本26円の鍼材料費がかかります。
● 治療範囲
● スーパーライザー
初診料 660円
治療費 6,930円
ホルモンバランスを整えることで靭帯や軟骨の強度を底上げします。
※治療費にパルス通電（10分）費用を含みます。
※別途、鍼の材料費がかかります。
森上鍼灸整骨院 院長
薬に頼らない治療で、「一番患者様の役に立つ人間になる」をモットーに、西洋医学の代替医療として鍼灸治療に取り組んでいる。 日本で始めて医療用のサーモグラフィーを鍼灸の臨床に取り入れ、自律神経の鍼治療に特化することで、難病や難治性の疾患の鍼治療で成果をあげる。運動器疾患については、膝サポーターや腰痛ベルトを組み合わせて使うことでカラダの運動機能を高める独自のメソッドを開発、日本最大級の通販サイト「コルセットミュージアム」を運営。はり・きゅうの日生まれの59才
ホルモンバランスを整えて筋腱と腱鞘の強度を上げる鍼治療です。
ド・ケルバン病の検査と鍼治療
女性ホルモンのバランスが崩れると靭帯や筋腱、軟骨が弱くなり腱鞘炎が悪化します。ホルモンバランスを整えながら、負担がかかっている筋腱と関節を１つ１つ丁寧に治療することで、ド・ケルバン病（親指の狭窄性腱鞘炎）をもとから良くすることができます。ド・ケルバン病でお困りのことがありましたら 無料相談 をご利用ください。
モアレトポグラフィー
カラダの等高線を調べることで自律神経の負担を探します。
サーモグラフィー
カラダの体温分布を調べることで自律神経とホルモンバランスの異常をさがします。
エコー
指の関節の筋腱、靭帯や腱鞘の状態を調べます。
