脊髄小脳変性症は、鍼灸治療で治りますか？

Ａ様は、遺伝的な脊髄小脳変性症とのことで、お医者様は概ね進行はゆるやかだと判断しておられると思いますが、症状を進めやすくする別の疾患が重なると、急激に進行することがあります。サーモグラフィーで体温を診ると判断できるので、定期的に確認していきましょう。また、転倒すると症状が進む方もいるので、しっかり歩行練習もしていきましょう。

院長 吉池 弘明

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  SCA31。

  埼玉県 Ｍ.Ｋ.様

  父からの遺伝のSCA31なのですが、5才年上の姉はかなり症状が進んでいます。私は幸いにも進行が遅いので、今のところ生活に支障ないのですが、父の介護を経験したので、自分はしっかり治療をしたいと思います。いつも付き添ってくれる家族や、森上鍼灸整骨院のスタッフの皆様には感謝しています。

  片側の遺伝子は正常なので、発症が遅くなる日本人特有の脊髄小脳変性症です。鍼治療をすることで、進行をかなり遅くすることができると思います。今からしっかり備えて治療をすれば大丈夫だと思います。近い将来、特効薬や効果的な遺伝子治療もできる可能性が高いです。

  不安なことはご相談ください。

  院長 吉池 弘明

  

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  脊髄小脳変性症の6型です。

  愛知県 Ｔ.Ｗ.様

  姉のSCA6に連れ添っていたのですが、自分も心配でサーモグラフィーで診てもらいました。先生の言われるように足の動きが悪かったので、自覚症状が無かったのですが、検査で脊髄小脳変性症の6型だと言うことです。

  SCA6は、発症がすごく遅い脊髄小脳変性症です。またSCA6は、愛知や大阪に多い脊髄小脳変性症のようです。かなり高齢で発症する方が多いのですが、早めに鍼治療をしていると、ほとんど進まない人が多いです。※ただ、脊柱管狭窄症や糖尿病などが重なると、急速に進行しやすいので注意が必要です。W様はまだ自覚症状がないということで、経過が良いまま年齢を重ねることができると思います。

  未病を治す気持ちで治療しましょう。

  院長 吉池 弘明

  

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  杖がなくても歩けています。

  群馬県 Ｔ.Ｒ.様

  うまく歩けなくなって杖や車いすが必要になるのかと思っていましたが、まだまだ普通に歩けています。足の運びも前と比べて特に悪くなったとは感じません。半信半疑で始めた鍼治療でしたが、続けていて良かったです。

  R様の脊髄小脳変性症は、遺伝性では無かったので、診断に時間がかかったのだと思います。患者様の中には、途中から多系統萎縮症の診断に変わるケースもあります。しっかり治療をしましょう。できるだけ家に閉じこもらず、外に出ているのも効果的だと思います。

  しっかり治療をしましょう。

  院長 吉池 弘明

  

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  脊髄小脳変性症。

  新潟県 Ｙ.Ａ.様

  数年前から少しの動作でよろけたり、めまいでふらついたりするようになりました。初めは疲れとかストレスのせいかと思っていましたが、何かがおかしいと思い検査をしたら、脊髄小脳変性症と診断を受けました。私はふらつきがあるものの、まだ杖を使って歩くほどではないという状態です。この病気は治らない難病で、数年すれば車椅子生活になると先生から言われました。そうなってしまう前に、仕事はまだ続けたいのでリハビリと並行して鍼治療もやってみることにしました。ぜひよろしくお願いします。

  A様は、早い時期に診断がついたようです。ご自分でウオーキングされるときはポールを使うと良いです。転倒や骨折をすると、症状が急激に進む方がいるので注意をしましょう。ご家族に発症されている方がいないので、もしかしたら、自律神経の障害が出ることがあるかもしれません。めまいがあったら早めにお知らせください。

  お任せください。

  院長 吉池 弘明

  

脊髄小脳変性症の鍼治療

脳の中のホルモンバランスを整える鍼治療をすると、脊髄小脳変性症が改善することが多いです。呂律が回らない構音障害や歩行での重心バランスが整います。SARA（世界的に使われている脊髄小脳変性症の評価方法）で、5点程度改善することが多いのでかなり効果的だと思います。

重心を整える鍼治療

エコーで筋繊維を確認して、繊維が細くなった筋肉を治療します。逆行性に筋肉から脊髄・小脳に向かう神経も刺激できるので、小脳性運動失調が改善したり、進行を緩やかにできることが多いです。

脊髄小脳変性症は、ふらつくことが多くなるので転倒しやすくなります。また、歩くことができなくなるので部屋の中に閉じこもってしまう方も多いです。筋肉は使わないと動きが悪くなるので、できるだけ運動を心がけるようにしましょう。

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  新幹線を利用中

  埼玉県 Ｍ.Ｋ.様

  自宅から大宮まで電車、大宮から長野まで新幹線で行っています。須坂駅からはふくろう号という森上さんの送迎車を使わせていただいています。

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  家族に協力してもらっています

  群馬県 Ｔ.Ｒ.様

  心配をかけるので家族に協力してもらい、車を出してもらっています。

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  電車で通院しています

  愛知県 Ｙ.Ａ.様

  名古屋から来ています。なかなか気軽に治療には行けないので、1日2回の治療を数日続けて名古屋に帰っています。長野のホテルを利用しています。

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  自分で運転はしていません

  新潟県 Ｔ.Ｗ.様

  運転ができないほど悪くありませんが、脊髄小脳変性症だと分かったときから車は運転していません。バスで須坂インターまで行って、送迎の車で森上鍼灸整骨院まで行っています。

治療回数について

2週間続けて鍼治療をします。
その後、検査結果をふまえて治療間隔を決めていきます。

検査料

自律神経のバランス異常や、筋肉の緊張状態を調べます。
初診時に8,250円～12,650円程度の検査費用がかかります。

鍼治療の費用

検査結果に合わせて、 脊髄小脳変性症の鍼治療 ・ 重心を整える鍼治療 を組み合わせて行います。
※事前に治療見積もりを作成しますので、予算に合わせて治療範囲を決めることも可能です。

脊髄小脳変性症の鍼治療

重心を整える鍼治療