脊髄空洞症は、鍼灸治療で良くなりますか？

■ 脊髄空洞症の鍼治療

手足の筋に刺激を加えることで運動機能を改善させる鍼治療、背中の歪みを改善させる治療。脊髄空洞症そのものは鍼治療では治すことはできませんが、症状を改善させ、進行をおくらせます。

• 

  • 
  • 
  • 
  • 
  • 

  経過観察中ですが、、、

  松本市　S・N様

  手足の症状が少しずつ改善されています。病状が進行したら手術をすると医師から伝えられていますが、何かできることはないかと思い治療してもらいました。おかげさまで、だいぶ楽になりました。

  S様、経過観察中に筋力がだんだん弱くならないように治療してあげると予後も良いと思います。背中のゆがみを少しでも改善させると髄液の循環が良くなり進行を遅らせることができる可能性もあると思います。足の治療と合わせて背中の治療もしてもらうとより効果的だと思います。

  副院長が回答致します。

  副院長　吉池 美奈子

  

• 

  • 
  • 
  • 
  • 
  • 

  足の筋力が維持できていると思います。

  上田市　Ｒ.Ａ.様

  脊髄の圧迫は進行していないのですが、少しずつ足が細くなってしまい、歩くのがとても大変でした。鍼治療と杖を使ったリハビリで何とか筋力を保っています。いずれ手術することになっても、筋力が弱くならないように維持したいと思っています。送迎車のおかげで、通院もしやすくて助かりました。

  R様へ、足の力がまだ左右均等でないので、治療と歩行訓練が必要になりますが歩ける距離が延びたので良かったですね。送迎車も3キロ以内なら無料ですので、最寄りの駅までならお迎えもできます。電車でみえる時は是非ご利用ください。

  副院長が回答致します。

  副院長　吉池 美奈子

  

• 

  • 
  • 
  • 
  • 
  • 

  県外なのでなかなかくることができません。

  千葉県　Ｋ.Ｓ.様

  改善される可能性があるのはわかりましたが、県外からなので通院に時間がかかり毎日来ることがとてもできないです。

  K様、可能であれば毎日治療に来てもらった方がいいのですが、来れない場合はなるべく杖をつかい、歩行の練習をしてくださいね。県外からくる患者様で一日２回治療することもできます。

  副院長が回答致します。

  副院長　吉池 美奈子

  

私たちは、神経内科の先生と違った角度から検査をします。 脊髄空洞症を発症する方の中には背中に側弯がある方が多いと言われています。重心バランスを確認し手足の血液循環、筋肉の厚みを調べて鍼治療をします。

モアレトポグラフィー

脊髄空洞症の方の多くの方に背中の側弯があると言われております。左右の筋緊張のバランスが崩れ側弯がひどくなると、脊髄に負担がかかることで症状の悪化も考えられます。側弯の維持、改善を目的とした鍼治療をします。

サーモグラフィー

将来弱くなる体の箇所を写真で映し出します。また、自律神経に異常なども併せて確認することで症状の進行を確認し、鍼治療をします。

エコー

腕や足の筋繊維の厚みを確認することで、細くなった筋繊維を優先的に刺激し体が衰えるの事前に調べて鍼治療をします。

背中の側弯を治療する

背骨の周りにあるインナーマッスルの緊張を改善させて左右のバランスを整えて背中の側弯を改善させます。合わせてクラッチ杖を両手に使い、重心バランスを整えるリハビリをします。重心バランスが整うと側弯が改善されて、症状の悪化を未然に防ぐことができる可能性があります。

手足の弱くなった筋肉を刺激する

サーモグラフィーとエコーで確認して手足の弱くなってしまった筋繊維を刺激します。鍼に直接電流を流すことで自身では動かすことができない筋肉を動かし、併せてリハビリをすることで筋力の改善をさせます。

手足の血流を改善する

近赤外線を使って、首の交感神経の緊張をとることで、手足の末梢血流が改善でき、治療やリハビリと合わせるとで筋繊維を強くすることが期待できます。

自律神経の治療

自律神経のバランスが崩れると体温が低下して脊髄空洞症の症状も進みやすくなります。様々な不定愁訴を改善させたり、全身の血液循環を整えるために自律神経のバランスを整える鍼治療をします。

自律神経の機能が整うと手足の温度が上がります。末梢まで血流が改善するので自然治癒力が引き出され体調が整います。

杖を使ってバランスよく筋肉の力を使うようになるので足の温度が上がります。

ふくらはぎは第２の心臓と言われています。鍼治療でふくらはぎの動きが戻ると血流が改善されて体調が整います。

治療回数について

週２回の治療を１か月します。
８回の治療後に検査をします。
検査の結果によって、その後の治療回数を提案します。

費用について

麻痺側の筋肉の機能を取り戻す脳梗塞後遺症の治療と、健側の機能を強化したり、血栓のできにくい体質にする治療があります。復帰を早く望むほど両方の治療をすることがおすすめです。

治療に必要な範囲は サーモグラフィー と モアレトポグラフィー で検査のうえご提案します。事前に治療見積もりを作成しますので、予算に合わせて治療範囲を決めることも可能です。

※初診時に、3,780円の検査費用がかかります。
※保険を適用しない場合、5部位までは1部位600円となります。
※鍼治療をした場合、1本20円前後の鍼材料費がかかります。

治療部位・使える保険

治療費・材料費