ムンプス難聴の後遺症は、鍼治療で治りますか？

■ ムンプス難聴後遺症の鍼治療

内耳の血流を良くする鍼治療と体の側弯を治す鍼治療をします。わせて、音響療法をすることで片耳で聞きわけるリハビリをします。ムンプス難聴後遺症で起こりやすい側弯や頭痛、健側の耳の障害を未然に防ぎます。

■ 音響療法

左右のオージオグラムの検査結果をもとに、左右を逆転した音楽ＣＤを骨導ヘッドフォンで聴く治療です。片耳からの情報を脳で左右の情報に統合するリハビリになります。

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  お世話になっています

  長野県　K.M.様

  おそらく息子さんの右の耳は治らないと医者からは言われてしまい、その時は受け入れるしかないと思いました。しかし、 それでも何かしてあげたくて 調べた結果、この鍼灸院なら距離的にも通えるしと思い、鍼治療をすることにしました。現在も治療中で、ほんの少しずつですが聞こえるようになってきているようです。これからも宜しくお願いします。

  鍼治療を続けていると聞こえると言われる方も多いです。オージオグラムで確認すると微小ながら聴力が回復しているケースもあるのですが、それ以上に、健康な耳の聴力が上がっているケースが多いです。 お子様の将来のためにできることは何でもしていきましょう。

  良くなるように頑張ります。

  副院長　吉池 美奈子

  

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  おたふく風邪

  富山県　M.A.様

  娘のおたふくかぜが移ってムンプス難聴になりました。ほぼ治ることがないという病気なので、その当時はそのままにしていたのですが、 このごろ、急激なめまいで動けなくなりました。 薬も効かないので、家族のすすめでは治療をしています。ようやく、自分で通えるようになっています。

  ムンプス難聴の後遺症で多いのが、遅発性内リンパ水腫です。ストレスをあいまって内耳にリンパが溜まってしまいます。 鍼治療が効果的なので心配しないでください。 慢性的に進行することが多いので、早めに治しましょう。

  良くなると思います。

  副院長　吉池 美奈子

  

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  次男の耳

  群馬県　K.T.様

  次男がムンプス難聴になってからは自分自身を責めたり、医者からの心無い言葉で傷ついたりと、心身ともに疲れていました。でもママ友からこちらの 鍼灸院を教えてもらったときは、できることは何でもしようと思いました。 群馬が自宅なので毎日の治療はできませんが、夫や父・母とも協力して、少しでも次男の耳が良い方向にいくことを願っています。

  子供さんがムンプス難聴になると、 片耳で聴こうとするので体が曲がってしまうことが多いです。 健康な耳に負担がかかって聴力が落ちたり、数年後からは、耳にリンパが溜まったりすることも多いです。免疫力を底上げすることで、全身の状態を改善できると思います。

  できることはなんでもしましょう！

  副院長　吉池 美奈子

  

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  いつもお世話になっています

  長野県　H.S.様

  初めは鍼治療を怖がっていた息子も、鍼は痛くないということが分かると積極的に「鍼しに行こう」と、言ってくるようになりました。 本人も治療に前向きなようなのでこれからも通いたいです。 よろしくお願いします。

  Sくんは感性がゆたかなので音の感じ方も良いです。毎回のオージオグラムでも聞こえないと言われている耳の聴力が出ています。 音の感性が良い方は健康な耳で難聴側を聞きわけることができる のですが、それが最近の調子よさの原因だと思います。今後ともできる限りのことをしたいと思います。

  積極的に治療をしましょう。

  副院長　吉池 美奈子

  

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  治して欲しいです

  群馬県　W.K.様

  子供のころから片耳が失聴しているので、慣れてしまっていたのですが、 健康だった耳が突発性難聴になってしまいました。 その後は、両耳にリンパが溜まるようになっています。お薬での治療も効果が無いので鍼治療に来ました、よろしくお願いします。

  片耳の難聴を起こしやすい疾患を両耳に起こしてしまう方はかなり多いです。 一つ一つ可能性を拾って治療していくと効果が出るケースも多い ので、不安なことやわからないことは何なりとご相談ください。

  しっかり治療をしましょう。

  副院長　吉池 美奈子

  

私たちは、耳鼻咽喉科の先生とは違った角度から検査をします。 ストレスが原因で内耳にリンパが溜まってムンプス難聴後遺症になった原因を全身の症状から調べます。多くのばあい、身体の中で起こっている血流の異常が、一番繊細な内耳に現れます。原因を調べて治療をすることでムンプス難聴後遺症の治療をすることだけでなく、将来、起こる可能性のある病気も未然に防ぐことができます。

治療に当たっては、モアレトポグラフィーと言った写真で背骨にゆがみがあるか確認します。サーモグラフィーを使って全身の温度分布を取ることで、自律神経の緊張具合を確認します。頸椎捻挫でも「めまい」を訴えてムンプス難聴後遺症と、お医者様に診断されていた場合もあるので、そうした場合は頸椎捻挫については保険を使った治療ができます。妊娠中で、お薬を飲めない方や、薬の副作用でお困りの方、症状がなかなか改善されない方は、鍼治療がお役に立てると思うので、ご相談ください。

モアレトポグラフィー

背骨のゆがみ状態を確認します。ムンプス難聴後遺症の患者様は、頭の位置が重心線上にないので、耳に血液を運ぶ椎骨動脈を圧迫したり、耳の血流を調整する星状神経節に負担がかかったり、頭を支えるため体の筋肉が緊張して脊髄圧が上がったりします。

サーモグラフィー

手足の筋肉の発熱状態や、自律神経のバランス状態、腎臓のデルマトーム上の温度を確認します。ムンプス難聴後遺症の患者様は、ふくらはぎの温度が低下したり、腎臓のデルマトーム上に温度が低下します。第二の心臓と言われるふくらはぎの筋肉ポンプが働かないことや腎臓回りが低温になることで、利尿作用が低下したり、リンパの流れが滞ったりします。

オージオグラム

一般的に病院で行われる聴力の検査をします。ムンプス難聴後遺症の場合、低音の聴力が落ちます。通常は片耳と言われますが、両耳が落ちることも多くあります。

原因を治療する

ムンプス難聴後遺症は耳の免疫力と血液循環が悪化するためにおこります。ムンプス難聴後遺症が始まった原因を治すほど、聴力の回復を早めることができます。

耳の免疫力を上げる

鍼治療 をすることで血流が改善して内耳の免疫力を上げることができます。治療後、ノンレム睡眠時に成長ホルモンが出だすと鍼の治療痕を修復するように耳周囲の治癒力が上がります。内耳の免疫力や治癒力を上げるのに効果的な方法です。ステロイドのように強力な副作用がないので、状況に応じて１日数回でも治療ができます。

ストレスや疲れがあると顔や耳の血流が低下します。免疫力も低下するため突発性難聴が発症しやすくなります。鍼治療をすることで顔や耳の血流を改善させて免疫力を上げることができます。

内耳の血流を改善する

背骨に側弯があると、内耳や小脳の血流が悪化します。ふくらはぎの血流が悪化すると梗塞を起こしやすくないります。特に、就寝時の血流を悪化させるので、夜間、内耳の栄養状態が悪化します。側弯やふくらはぎの血流を治すことで内耳の血流が改善します。

体が健康な耳の方に曲がってしまいます。 そのまま成長すると、背中が曲がったままになってしまうので、成長に合わせて姿勢筋のバランスをとることと、左右の聴力を統合することで背骨をまっすぐにします。

背骨の側彎を防ぐことで、難聴側からの事態に反応できるようになります。自律神経のバランスが整うので、自然治癒力や免疫力が整います。

ふくらはぎが動かなくなると血栓ができやすくなります。鍼治療をすることで血栓ができない体質を作ります。

自律神経のバランスを整える

スーパーライザーを使って首の前にある星状神経を治療します。星状神経は首から上の血流を調整する神経です。星状神経にストレスがかかると内耳や顔の温度が低下します。
内耳の血管の緊張が取れて血液循環やリンパの流れが改善します。

ペインクリニックの先生は星状神経に麻酔をかけますが、私たちは、より安全な方法でスーパーライザーを使います。状況に応じて１日に数回治療することも可能です。

身体を治療する

身体を治療することで、側弯や血流の異常を改善します。ふくらはぎの運動能力を上げて筋肉ポンプの能力を取り戻します。インナーマッスルを治療することで側彎を治して内耳に血液を運ぶ血管の血流を改善します。自律神経のバランスを整えることで首から上の血管の痙攣を無くします。

内リンパは脳脊髄空のリンパに流れ込みます。
筋肉が柔らかくなるので、息む動作でも脳脊髄圧の上昇がおさえられ内リンパの逆流を防ぎます。

ムンプス難聴後遺症の治療には、「音響療法」が効果的です。

音響療法をすることで、左右の聴力のバランスを脳が統合できるようになると、片耳難聴が原因の側彎が改善します。場合によっては、失われた聴力の回復が期待できます。難聴性側彎が改善すると、めまいや頭痛も改善できます。

当院では、独自の治療法として、CDを用いた音響療法に力を入れております。聴力に合わせて加工したCDを効くことで、リラックスさせる治療です。制作したCD音源を骨伝導ヘッドホンで聴くことで、ムンプス難聴で悪化した聴力のリハビリを行います。　詳しくは 【突発性難聴特設ページ】 を御覧ください。

治療回数について

発症から3か月は、聴力を回復させるチャンスがあるので毎日の治療をおすすめします。
学校もありますし、毎日の治療ができない場合、患者様の通院できる範囲内で治療を計画します。
集中的に1日数回、鍼治療をすることも効果的な方法です。
1か月ごとに検査をして、その後の治療計画を立てます。
発症から3か月を経過したころから、後遺症の治療をします。

費用について

ムンプス難聴後遺症の治療 と、ムンプス難聴後遺症が引き起こす 頚椎の側彎・ストレス・ふくらはぎの血流の治療 をします。治療が必要な箇所については オージオグラム ・ モアレトポグラフィー ・ サーモグラフィー で検査のうえご提案します。

治療費は、ムンプス難聴後遺症の治療費（3,240円）＋頚椎の側彎・ストレス・ふくらはぎの血流の治療費となります。
初診時に、5,940円の検査費用（モアレ1＋サーモ3＋オージオグラム）と560円の初診料がかかります。
※頚椎の側彎・ストレス・ふくらはぎの血流の治療は条件がそろえば5部位までは保険の対象になります。
※保険を適用できない場合、5部位までは1部位600円、以降、1部位300円となります。
※別途、1本20円前後の鍼材料費がかかります。
※事前に治療見積もりを作成しますので、予算に合わせて治療範囲を決めることも可能です。

ムンプス難聴後遺症の治療費

頚椎の側彎・ストレス・ふくらはぎの血流の治療

対症療法（鍼灸院の療養費）と、原因療法（鍼灸院の療養費＋整骨院の療養費＋自費での治療21部位）の治療例