股関節の関節リウマチは、鍼灸治療で治りますか？

■ 自律神経調節の鍼治療

女性は赤ちゃんをお腹で育てるために自律神経とホルモンバランスを使って繊細に自分の免疫力をコントロールします。その影響で出産後の女性は男性に比べて自己免疫疾患になる確率が格段に高くなります。

■ 重心バランスを整える鍼治療

股関節は関節リウマチで障害されることが多い関節の一つです。女性に多いのが特徴です。
通常は関節回りの組織を攻撃しますが、変性が進むと関節の中に入り込んで軟骨や本当の骨まで破壊されてしまいます。急性期では腫れや激しい痛みを伴います。関節を動かさなくても痛みが生じます。関節の炎症が肺や血管など全身に広がることもあります。

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  先生方に感謝

  千曲市　Ｍ.Ｓ.様

  着替えも激痛で時間がかかって大変だった日々。今では少しづつ職場に復帰できるようになりました。なんでもない事が出来る幸せに浸っています。仕事が看護師なので、この経験を患者様に生かせたらと思っています。

  お仕事に復帰できたこと、スタッフ一同喜ばしいご報告です。あとは炎症が強くならないように定期的に治療をして下さい。副作用がないので安心に続けられます。

  副院長がお答えします。

  副院長　吉池 美奈子

  

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  産後になんとなく痛みを感じていて・・・

  須坂市　Ｓ.Ｋ.様

  産後の骨盤矯正やベルトをしていても一向によくならず、思い切って鍼治療をうけました。原因もわかって、今は育児の合間に家族の協力を得て通院しています。痛みも取れましたが、鍼は心地が良く育児ストレスの休息にもいいみたいで、もう少しお世話になります。

  痛みが取れてからは、自律神経の調節治療を行っていますので、これからもっと体調もよくなりますよ。

  副院長がお答えします。

  副院長　吉池 美奈子

  

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  もっと早くに治療していれば、、、

  長野市　Ａ.Ａ.様

  足の負担を軽くするためとふくらはぎを鍛えるため杖を勧められましたが、なんだか恥ずかしいです。もっと早く通院していればこんなことにならなかったのに。

  杖は股関節に負担をかけないように下半身の筋力をつける為と、重心バランスの機能を取り戻す為に使用します。院内でもリハビリを行っていますのでご相談ください。

  副院長がお答えします。

  副院長　吉池 美奈子

  

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  薬だけでは良くならなくて。。。

  中野市　Ａ.Ｔ.様

  1年前に関節リウマチと診断され、薬を飲み始めました。ところが改善が望めず免疫抑制剤を使うことに・・・何か他に治療はないかと調べ、鍼治療をしました。お薬も現在消炎剤と胃薬でおさまっています。ありがとうございます。

  リウマチの薬はどうしても強い薬を使用する為、長い期間飲み続けるのが不安になる方もいます。鍼治療は副作用もありませんし、免疫力を低いものは高めて、高いものは低めてバランスを取りますので安心して受けてください。

  副院長がお答えします。

  副院長　吉池 美奈子

  

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  通院できる方がうらやましいです。

  横浜市　Ｏ.Ｅ.様

  股関節が痛く、サポータを探していたら森上さんに辿り着きました。問い合わせをしたら診察をして自分にあった治療方法を提案してただけるとのことで診察をうけました。杖とサポーターを使用して、月に1回ですが治療に通っています。徐々に痛みが無くなってきてうれしいです。

  正しくサポーターを使うことで日々の痛みを食い止めることも出来ます。治療頻度は少ないですが、頑張って治していきましょう。

  副院長がお答えします。

  副院長　吉池 美奈子

  

私たちは、整形外科の先生とは違った角度から検査をします。 股関節の関節リウマチの原因を全身症状から調べます。自己免疫疾患ですので自律神経が原因の場合を踏まえ早めに原因を探しましょう。原因を調べて治療をすることで、関節の炎症を抑えることができます。

モアレトポグラフィー

背中のゆがみ状態を確認します。画像の白線は重心線となります。捻挫の場合捻挫と逆側に背骨が曲がります。重心を確認することで、捻挫をかばって痛みの出る場所や、捻挫自体が基から治ったかを確認できます。

サーモグラフィー

捻挫の炎症程度や、足首の捻挫をかばって無理がかかっている場所を確認できます。足の血流状態も観察できるので、将来、足が弱くなる状況が想定できます。対象療法でなく東洋医学的な原因療法の判断をするのに最適です。

エコー

Ｘ線では写らない、筋腱、靭帯、軟骨の状態を確認できます。被爆の危険がなく、関節を動かした状態でも負傷個所を確認できるので、股関節の関節リウマチの判断をするのにおすすめです。

股関節を治療する

鍼治療は免疫力のバランスを保つと言われています。バランスを保つことで自分の免疫力が暴走するのを防ぎます。また、お薬と違って、弱くなっている免疫力を高める作用も同時にあります。体がリラックスして本来の機能を取り戻すお手伝いができます。

原因を治療する

腫れている関節の滑膜を刺激して関節の炎症を抑える治療や全身の自律神経を整え痛みを軽減する治療になります。自分の本来持っている治癒能力、身体のバランスを高めて治すことをお勧めします。変形した関節により、本来の重心バランスが崩れてしまうことによる新たな関節の炎症を引き起こす原因も治療していきます。

関節の痛みを治療する

関節の炎症を取り除くため、腫脹の出現している各関節に鍼治療を行い、炎症を抑えます。鍼治療は筋肉、関節の神経への効果が高いため、関節の動きを維持することが可能になり、関節の可動域を広げることが可能です。実際、関節が固まり完全に動かなくなった人でも、元には戻すことはできませんが、関節周囲の筋肉や靭帯（スジ）に鍼治療をすることで、少しですが動くようになります。この少しの動きがあると、日常生活は大きく変わります。

身体の機能を調整する

足の痛みにより背骨が側弯になります。荷重に無理が掛かり足以外の関節を痛めたり、左右のアンバランスが筋肉に負荷をかけ代謝が悪化したりします。重心バランスを整えることで正常な姿勢を取り戻します。鍼治療をすると、姿勢筋の緊張が取れて自然に重心がそろいます。体全体なバランスが整うと自律神経のバランスも安定してきます。

薬にできないことは、自律神経のバランスを整えることです。ここが安定すれば、痛みを軽減することも可能になり、全身の筋肉を緩めることができます。全身の筋肉が緩めば、リウマチの薬を全身にめぐらすことが可能になり、少ない量で最大限に効果を発揮することができるのです。自分の本来持っている治癒能力を高めて治すことをお勧めします。

いずれの場合でも、「自己治癒力の限界を超えた長年の負担で疲れ切ってしまった状態」を取り戻す治療になります。

レーザーを使った治療

直接股関節へのアプローチではなく、リウマチの全体症状を改善する為に取り組む治療です。星状神経節へレーザーを照射することで、自律神経系の中枢である視床下部に直接働きかけて、自律神経の乱れを調整することができます。視床下部は免疫系、内分泌系の中枢でもあり、自律神経系と免疫系、内分泌系は密接に関連しています。自律神経の乱れは免疫能の低下や様々な病気の原因なると言われています。以前から、星状神経節へのブロックは、多くの医師がリウマチ、自己免疫疾患にも効果が高いと言われています。

状況に合わせて使う

股関節サポーターを使う

杖を使う

股関節サポーターの効果

サポーターで股関節を守ると、副作用もなく、股関節の負担を減らせるので原因疾患も治せる優れた方法です。
股関節サポーターの選び方がわからない時はご相談ください。炎症鎮痛効果のある塗り薬や、下肢の血行をよくする温浴剤もおすすめです。

治療回数について

股関節の痛みが止まるまでは、毎日の治療となります。
2週間ごとに検査のうえ、その後の治療頻度をご提案します。

費用について

股関節だけを治療する対症療法と、股関節の痛みの原因までさかのぼって治療をする原因療法があります。発症から時間が経過しているほど原因療法がおすすめです。治療に必要な範囲は サーモグラフィー と モアレトポグラフィー で検査のうえご提案します。

事前に治療見積もりを作成しますので、予算に合わせて治療範囲を決めることも可能です。

※初診時に、3,780円の検査費用がかかります。
※自賠責保険、労災保険の適応にならない部位は、5部位までは1部位600円、6部位以降は1部位300円となります。
※5部位（1部位600円の部分）は、条件がそろえば健康保険の適応ができます。
※鍼治療をした場合、1本20円前後の鍼材料費がかかります。

治療部位・使える保険

治療費・材料費