恥骨結合の痛みは、骨盤ベルトで治りますか？

恥骨結合の痛み

恥骨は、骨盤を構成する骨の一つです。
恥骨は寛骨を構成する3つの骨の一つです。
骨盤のねじれ・前後左右の骨盤の傾きによって、骨盤を構成する寛骨と周辺の接合部にひずみを生じてしまった場合、恥骨結合部の痛みとなります。

骨盤を構成する骨「仙骨」「寛骨」「尾骨」

原因

恥骨結合部の痛みは、骨盤の「 ゆがみ 」「 傾き 」「 ねじれ 」によって、恥骨結合部とそれを繋ぐ接合部にひずみが生じることが原因です。恥骨結合部には、腹直筋・内転筋等の筋肉、靭帯があるため、下半身を動かす際に負荷がかかりやすい部位になります。 そのため、ランニングやサッカーなどで「キック動作」の繰り返しにより負荷がかかることにより恥骨周辺、下腹部に炎症が起き、痛みを生じることもあります。

症状

骨盤の恥骨に負荷がかかることによっておこる痛みですので、恥骨周辺、または下腹部が痛みます。また、足に痛みが生じる場合もあります。

骨盤の「ゆがみ」「傾き」「ねじれ」による恥骨結合部の痛み

治療

恥骨結合部に痛みを生じた場合は、まず患部の冷却を行います。痛みの軽減のために消炎鎮痛剤を処方される場合もあります。 前述の通り治療を行っても改善しない場合は、手術を検討します。

発症した場合は、患部を冷却しながらしっかり骨盤ベルトで固定し、安静にしましょう。

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骨盤ベルトを使った治療

骨盤ベルトを使用して患部を固定することで、骨盤の安定感を向上させ、治療を助けます。
状況・症状に応じて適切なサポーター・ベルトを使用することが大切です。

産後の恥骨結合の痛み

スポーツでの恥骨結合の痛み

リハビリ

骨盤ベルトの効果

骨盤ベルトは、使用する状況・症状に合わせて適切なサポーターを使用することが大切です。正しく使えば、最大限の効果を発揮し症状もより早く快方に向かいます。骨盤ベルト選びについて、わからないことがあったら気軽にお問い合わせください。

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  院長 吉池 弘明