手術をしなくても良くなりますか？

前十字靭帯は再生力が乏しい靭帯です。高いパフォーマンスを取り戻すには手術が必要だと言われています。ただ、手術をしても再断裂や手術後の不調を訴える方も多いので、前十字靭帯を痛めやすい原因を探して治療をすることが大切です。激しい運動をしないのであれば、手術をしなくても調子を取り戻せることが多いです。

どんなことが悪いことですか？

接触プレーなどで痛める以外は、ジャンプからの着地やサイドステップで前十字靭帯に負担がかかります。股関節や足首の関節が硬いために起こることが多いです。座ってからの立ち上がり等、じっとしている時からの急な動き出しにも注意しましょう。

運動をしてもいいですか？

前十字靭帯には運動を調整する感覚センサーがあるのですが、断裂や再建手術をすると感覚センサーの機能が無くなってしまうので注意をしましょう。感覚を取り戻すのにおおむね２年程度かかります。運動時は左右の膝にサポーターをつけて保護するようにしましょう。

どんな注意が必要ですか？

股関節や体幹の柔らかさを取り戻すまでは、急なジャンプターン、サイドステップは注意しましょう。痛み止めを使って動くことも注意が必要です。前十字靭帯損傷の再建手術では、筋腱や靭帯を切り取っているので膝に違和感がある時はご相談ください。

やってはいけない治療と効果的な治療は何ですか？

膝が伸びていない症状での整体や痛み止めを使った運動はやめましょう。お医者様は靭帯が切れた結果を治してくれますが、靭帯が切れた原因を治しているわけではないので、再負傷をしないためにも原因までさかのぼったリハビリをするようにしましょう。

前十字靭帯損傷は、鍼灸治療で治りますか？

2年前、フットサルの試合中に膝を痛めてしまいました。手術はしたのですが、練習中に膝くずれが起こり、ずれた時の感覚は今でも忘れられないです。膝サポーターの相談をしたら 鍼治療が効果的 なことを知り、サポーターの試着を兼ねて長野まで治療に来ました。

神奈川県　高橋健太様

はじめまして、森上鍼灸整骨院の吉池です。
長野で、前十字靭帯損傷の鍼治療に取り組んでいます。

私たちは 前十字靭帯が損傷した原因を探して治す ようにしています。原因が治っていないと、せっかく手術で前十字靭帯を再建しても再断裂をしたり、逆膝の前十字靭帯を断裂したりすることもあります。鍼治療とACL膝サポーターを組み合わせると、効果的に膝が損傷した原因を治すことができます。

膝の違和感が続いたらご相談ください。
きっと力になれるはずです。

不安なことがありましたら、 前十字靭帯損傷の無料メール相談 からご相談ください。

鍼灸師・柔道整復師　吉池加奈