治療について-よくある質問-/鍼灸治療に使われる鍼は、折れることはありませんか?
鍼灸治療の不安にお答えします/鍼灸治療に使われる鍼は、折れることはありませんか? 鍼灸治療に使われる鍼は、折れることはありませんか?

折鍼事故

先日、縫い針を踏んで折れた友達がいました。
針が錆びると大変だということで、手術をしたそうです。
自分もハリ治療をしているのでとても心配です。
ハリは折れる事がありませんか?(長野市 斎藤 博様)

はじめまして、森上鍼灸整骨院の吉池です。
長野県で、西洋医学の代替医療としての、鍼灸治療に取り組んでいます。

身近な方に針が原因の事故が起きると、
鍼治療の鍼が折れるか心配になる患者様がいます。

確かに、治療中に鍼が折れる事故はあります。

ただし、治療用の鍼は焼き入れをしていないので、
通常の鍼治療では、治療中に鍼が折れる事はありません。

もともと、鍼治療を受けることが怖かった鍼灸師が答える。
鍼灸治療に関する、よくある質問です。 吉池弘明

斎藤 博様
2017/10/26

森上鍼灸整骨院・ホーム > 治療について-よくある質問- >鍼灸治療に使われる鍼は、折れることはありませんか?

治療中に針が折れる事はありませんか?

歩いているときに縫い針が足の裏に刺さって、折れてしまう事故があります。

実は私も、娘の縫い針を踏んで折れたことがあります。
よく見たら、少し頭が出ていなので毛抜きで引き抜きました。

こんな事故が身近であると、鍼治療の鍼が折れないかと心配になる患者様が多くいます。

縫い針と鍼灸治療の鍼は材質が違います。
縫い針は焼きが入っていますが、鍼灸治療の鍼は焼きが入っていません。

しなやかに曲がって鍼先の情報を鍼灸師に伝えるように
折れない材質になっています。

だだし・・・。間違った鍼を使い方をすると折れる事もあります。


鍼治療の折鍼事故

開業してから30年の間に、4人の折鍼事故にあわれた患者さんから相談を受けました。4例のうち3例は鍼灸院と整骨院で、残りの1例は内科医院でおこっています。

■ 長野市(H・M様 68才 女性)

座骨神経痛で週に2回鍼灸治療をしていました。お尻の部分に鍼をした翌日から、お尻が少しつっぱったので、整形外科の先生にレントゲンを撮ってもらったところ、お尻に5センチほどの鍼がありました。

手術して取り出したのですが、結構大変な作業で、切っても、切っても、なかなか鍼がみつからず、先生も苦労したとのことでした。手術後の傷が大きくて傷のほうが痛かったとのことです。

■ 長野市(T・S様 55歳 女性)

総合病院の脊椎外科の先生から電話がかかってきました。

「先生のところで鍼治療をした患者様だけど」
「患者様のMRIを撮ろうと思ったら鍼があって撮れない・・・。」
「注意してもらわないと困る」

早速、先生にレントゲン写真(図1)をもらいました。

図1.折鍼レントゲン写真

折れた鍼のレントゲン写真 折れた鍼のレントゲン写真 折れた鍼のレントゲン写真

鍼先が私たちが使う鍼と違うと説明したところ。6カ月前に、違う鍼灸院で治療を受けていたことが判明! その鍼灸院に電話をしたところ、鍼が折れたことを黙っていたようです。

ご本人も指摘されるまで気がつかずにいました。
鍼の刺さっている状態からまったく危険はないことを説明しました。MRIの検査も可能でした。

■ 長野市(H・F様 75才 男性)

近くの内科の先生に鍼をしたもらったとのことです。
片手に金属をもって、先生にピピーと鍼に電気を流してもらったそうで、
鍼のイオン化がおきる直流電流を、使い捨ての鍼を使わないで長時間通電した結果の事故だと思われます。

整形の先生がレントゲン検査をして発見したのですが、
自覚症状もなかったので、そのまま、経過を診ながら当院で治療を続けました。

天寿を全うするまでの15年間、なんの異常もありませんでした。

■ 須坂市 (U・S 80才 女性)

整骨院で電気針をしてもらったそうです。
片手に金属をもって、ピピーと鍼をしたそうで、おおそらく鍼のイオン化が起きる直流電流を流したようです。

内科の先生がレントゲン検査をして発見したのですが、
自覚症状もなかったので、そのまま、経過を診ながら当院で治療を続けました。

天寿を全うするまでの10年間、なんの異常もありませんでした。


鍼灸治療で鍼が折れる原因

鍼が折れる原因は、鍼の老朽化と電流による鍼のイオン化が原因です。使い捨ての鍼を使っていれば起きることはありません。直流電流を使うと鍼のイオン化が進むので、交流電流を使った治療なら安心です。

■ 使い捨ての鍼を鍼を使わない

良い鍼は高いので、患者様の負担を考えて高圧滅菌して繰り返す使う先生がいます。高圧滅菌を繰り返すと鍼をカシメている部分が緩くなり、奥まで鍼を刺したときに鍼を体に残してしまうことがあります。長野市のH・M様のケースです。

■ ステンレスの鍼を使わない

鍼を刺している感覚を大切にする先生は、銀の鍼を使います。銀の鍼は高圧滅菌をすると非常に弱いので無理な治療をすると折れる事があります。長野市のT・S様のケースです。

■ 直流電流を流す。

直流電流を長時間に流したり、同じ鍼を使い続けたりすると、鍼の腐食がすすんで折れやすくなります。長野市のH・F様、須坂市のU・S様のケースです。

鍼を製造しているメーカーに問い合わせると1年間に2から3例の折鍼による医療事故があるとのことです。メーカーの調査によると折鍼事故には必ず特徴があり、それを防ぐことで折鍼事故はおこり得ないとのことです。以下にメーカーが言う折鍼事故の特徴をあげます。

1.鍼が使い捨ての鍼を使用していないこと。
2.30分以上にわたって強刺激でパルス通電を行なっていること。

以上のことをしない限り折鍼事故は、起り得ないとのことでした。


埋没鍼療法

鍼を体の中に差し込んでしまう治療法です。

鍼の出ている部分をハサミで切って体の中に鍼を押し込みます。鍼は金でできた鍼を使います。金の鍼は非常に柔らかく、刺した後に曲がって筋肉になじみ動かなくなります。

10年ぐらい前までは、たまに、埋没鍼療法を受けた患者様がみえました。

若い時に腰痛に悩み、親の勧めで腰に50本ほど金鍼を入れたそうです。
たまに、鍼が出てきて毛抜きで抜くそうですが、その後腰痛もなく、入れたままの鍼も支障ないとのことでした。


私たちの電気鍼治療

鍼に電気を流す

鍼に電気を流す治療(パルス療法)は、非常に効果的です。
体の中を直接刺激ができるので、自然治癒力を最大に引き出すことができます。
ただし、細い鍼に直接クリップをつなぐため、鍼の根元に負担がかかってしまします。

写真左側が一般的な鍼灸院で使われるクリップです。右側は、私たちが開発した軽量クリップです。クリップの重量がほとんどないので、鍼に負担をかけずにパルス療法をすることができます。

■ 当院独自の治療

電流刺激療法用軽量クリップ

当院は、電流刺激療法用に独自の軽量クリップを開発しました。
市販のワニ口クリップに比べずっと軽量のため、治療中の電気鍼抜け落ちの恐れがなく、顔面神経など繊細な治療に適しております。

顔面神経を専用に治療する先生方に、患者様の治療効果を上げるために、軽量クリップを販売致します。

詳しくはこちら>>>

私たちが使う鍼

当院での治療はすべて使い捨ての鍼を使います。
ご要望に応じて3種類の針をご用意しております。

スタンダード→ハイグレード→オリジナルにいくほど、痛みはより少なく体に優しくなります。

スタンダードタイプ(中国製) ハイグレードタイプ(日本製) オリジナル(日本製)
スタンダードタイプ(中国製100倍に拡大した画像) ハイグレードタイプ(日本製100倍に拡大した画像) オリジナルタイプ(日本製100倍に拡大した画像)
スタンダードタイプ(中国製10000倍に拡大した画像) ハイグレードタイプ(日本製10000倍に拡大した画像) オリジナルタイプ(日本製10000倍に拡大した画像)
普通の鍼灸院で使われているタイプの鍼です。鍼先の研磨方法が簡易的になっています。鍼を多く使う方、鍼になれた方におすすめです。 鍼先の研磨にスタンダードタイプの3倍の時間をかけました。医療用シリコンが塗られているので抵抗が少なく、皮膚に負担がかかりません。 鍼灸のプロがこだわって作った鍼です。皮膚の弱い方、過敏な方、金属アレルギーのある方、細かい刺激操作が必要な方におすすめです。
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