ぎっくり腰の応急処置を教えてください。

横になって腰を温めます。

痛みの無い姿勢で横になります。その後、蒸しタオルで腰を温めます。軽いぎっくり腰ならこれで動くことができるようになります。サーモグラフィーで確認しても、ぎっくり腰に炎症は見当たりません。シップや氷で腰を冷やすよりも、その後の回復が早くなります。

座ると腰痛が悪化します。

デスクワークや自動車の運転で、ぎっくり腰が悪化します。座る時は、腰を反らした状態で座ります。デスクワークなら、椅子の高さを低くして座ります。自動車の運転時は、500mlの円柱状のペットボトルを腰とシートの間に横に入れると、ぎっくり腰の悪化を防ぐことができます。

痛み止めを使って動く

痛みは体の警告反応です！　痛みがでる姿勢で体が壊れます。痛み止めを使って動くと椎間板や靭帯のを壊すので注意をしましょう。痛み止めは炎症を治すために処方されているので、腰を安静に保った状態で使いましょう。

どうしても、動かなければならない時は、上下幅のある腰痛ベルトを使います。腰痛ベルトは、多くの種類があるので、ご自分に合ったものを日ごろから用意しておくのも大切です。100種類の腰痛ベルトを取り揃えていますのでご相談ください。 ぎっくり腰用の腰痛ベルト>>>

重心を戻す治療が大切です！

初診時

2週間後

痛みを長期間そのままにすると、痛みをかばった姿勢を体が覚えてしまいます。一時的に腰痛はなくなりますが、重心が変化するために慢性腰痛に移行したり、膝や首、肩を痛めたりします。ぎっくり腰の治療で大切なのは、ぎっくり腰の回復が始まった頃です。ぎっくり腰の後遺症にならないために重心を整える治療をします。 ぎっくり腰の後遺症の治療>>>

※モアレトポグラフィー検査はレントゲン検査のように被ばくの恐れが無いので、背骨の状態を頻繁に確認するのに最適な検査です。