変形性足関節症は、鍼灸治療で治りますか？

■ 変形性足関節症の原因

体のバランスが崩れ、片足だけに体重をかかると、足首の軟骨がすり減ります。加齢で関節の油が悪くなることも軟骨をすり減りやすくします。痛み止めを使って無理をすると悪化し、変形が進みます。鍼治療で質の良い油を出しましょう！

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  来て良かった

  長野市　Ｔ.Ｔ.様

  昔からサッカーで何度も捻挫を繰り返していたせいか、歩き始めに足首が痛むようになり、変形性足関節症だと診断をされました。手術はしたくなかったので、鍼治療とサポーターをしています。以前より、痛みがなくなってきて安心しています。

  起きてしまった変形自体は元に戻らないので、変形が進まないように足首への負担を減らしていけば、手術をしないで済むと思うので、引き続き、治療を頑張りましょう。

  相良が回答致します。

  鍼灸師　相良 明範

  

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  治療効果が薄かったです

  千曲市　Ｙ.Ｎ.様

  治療効果が薄いように感じるので、病院で人工関節を入れることにしました。

  Ｎ様は変形がかなり進行していたこと、治療頻度が十分に取れなかったこともあり、治療効果が薄く感じられたものと思います。人工関節は耐用年数がありますし、手術をしたことで、今までと違ったところに不具合が出ることがありますので、お困りのことがありましたらまたご相談下さい。

  相良が回答致します。

  鍼灸師　相良 明範

  

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  少しずつ治療効果が出て来ました

  須坂市　Ｔ.Ｈ.様

  歳とともに足首の痛みが強くなってきました。病院の先生からは手術を勧められましたが、手術は怖いので最後の手段だと思って、鍼治療に来ました。鍼治療と併せて、先生に言われた杖とサポーターを使って痛みが少しずつは良くなってきています。

  Ｈ様の場合、モアレトポグラフィーとサーモグラフィーの検査結果から、体の重心バランスが崩れてきていて足首へ大きな負担が長年に渡り掛かっていたものと思います。全身の治療で重心バランスも少しずつ戻せてきているので、治療を続けていけば、更に症状の軽減が可能だと思います。

  相良が回答致します。

  鍼灸師　相良 明範

  

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  治療効果あり

  長野市 Ｓ.Ａ.様

  右足は過去に関節固定の手術をしましたが、左足も痛みが出てきてしまいました。両足ともに関節固定の手術をすると歩行に障害が出ると聞いたので、出来れば手術を避けたいと思って来院しました。右足を手術したこともあり、重心バランスが崩れてきているとの説明を受け、全身の治療をしていますが、治療の効果を感じています。これからもよろしくお願いします。

  Ａ様は治療計画に沿って、しっかりと治療頻度が取れているので、治療効果も出てきています。手術を避けられるよう、一緒に頑張っていきましょう。

  相良が回答致します。

  鍼灸師　相良 明範

  

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  満足です

  飯田市 Ｄ.Ｈ.様

  足首が痛むので病院に行ったら、初期の変形性足関節症と診断され、保存療法でいくとのことでした。変形が進んで手術になるのは嫌なので、出来ることはしておきたいと、少し遠いのですが、鍼治療に通っています。自分に合ったサポーターも選んでもらって、満足です。

  Ｈ様は初期の状態ですので、サポーターと鍼治療で、十分に足首の負担を軽減出来、変形が進まないようにコントロールしていくことが十分に可能です。通院が少し大変でしょうが、頑張りましょう。

  相良が回答致します。

  鍼灸師　相良 明範

  

私たちは、整形外科の先生とは違った角度から検査をします。 変形性足関節症の原因を全身症状から調べます。重心バランスの異常から片足に体重がかかり軟骨をつぶしていることが多いので、早めに原因を探しましょう。原因を調べて治療をすることで、変形性足関節症の進行を防ぎます。

モアレトポグラフィー

変形性足関節症の患者様は、変形足側に重心をかけていることが多いので、重心異常の原因を調べて治療します。

サーモグラフィー

体の異常は温度分布に現れます。筋力の低下や関節炎を事前に調べて治療することで、変形性足関節症の進行を防ぐことが出来ます。

エコー

Ｘ線では写らない、筋腱、靭帯、軟骨の状態を確認できます。被爆の危険がなく、関節を動かした状態でも負傷個所を確認できるので、変形性足関節症の靭帯の肥厚、骨棘、腫れの状態を判断をするのにおすすめです。

原因を治療する

関節滑液の性質が悪化することがベースにあるため、鍼治療で関節包を刺激し、良い関節滑液を作れるようにします。ただし、体の動きは足首の関節だけでするわけではありませんので、足首と共同して動く体の関節を鍼治療することで、運動連鎖を整えて、足首だけに負担がかからないようにします。

足首を治療する

足関節の滑膜を治療することで、質の良い関節の油が出るようになります。軟骨の擦り減りが防げます。合わせて、モアレ、サーモ、エコー検査で異常がでている範囲を治療することで足関節の負担を減らし、健康を取り戻します。

体の機能を整える

背骨に側彎があると、片側の脚に負担がかかるため、軟骨を痛めたり、代謝が悪化したりします。重心バランスを整えることで足関節の負担を軽減し、変形性足関節症の進行を防ぎます。

鍼治療をすると、姿勢筋の緊張が取れて自然に重心がそろいます。両足に均等に負担がかかるので、変形足への負担が軽減でき、進行を防ぎます。

代謝の低い場所を探して、治療することで筋肉の正常な運動機能が戻ります。運動機能が正常に戻ることで、重心バランスが整い足関節への負担が減ります。

代謝の低い場所を探して、治療することで筋肉の正常な運動機能が戻ります。運動機能が正常に戻ることで、重心バランスが整い足関節への負担が減ります。

状況に合わせて使う

足首のブレを抑制する

足首を固定力の高いサポーターでしっかりと固定し、足首のブレを抑制します。

症状の緩和が見られる場合

症状の緩和が見られる場合は、やや固定力の弱い足首サポーターで動きの自由度を上げます。

足首サポーターの効果

足首サポーターは、使用する状況・症状に合わせて適切なサポーターを使用することが大切です。
正しく使えば、最大限の効果を発揮し症状もより早く快方に向かいます。
サポーター選びについて、わからないことがあったら気軽にお問い合わせください。

対症療法・原因療法

対症療法

痛みの緩和を目的とした部分的な治療です。治療範囲は、保険の適応できる1部位～3部位の範囲になります。

初診でおおむね4,000円～5,000円程度、2日目以降は150円～1,000円程度となります。

原因療法

体の機能をとり戻して元から治す治療です。通常、両足～背骨全体を治療するので治療部位は13部位～となります。

各種保険の中から保険を使える部分は使い、保険の適応しない部位については、1部位300円となります。

初診でおおむね8,000円～10,000円程度、2日以降は4,000円～6,000円程度となります。

治療回数について

痛みのある時は、毎日の治療となります。
2週間ごとに検査のうえ、その後の治療頻度をご提案します。

費用について

痛みの部分だけを治療する対症療法と、治らない原因までさかのぼって治療をする原因療法があります。発症から時間が経過しているほど原因療法がおすすめです。治療に必要な範囲は サーモグラフィー と モアレトポグラフィー で検査のうえご提案します。

事前に治療見積もりを作成しますので、予算に合わせて治療範囲を決めることも可能です。

※初診時に、3,780円の検査費用がかかります。
※保険が適応できない場合、5部位までは1部位600円となります。
※鍼治療をした場合、1本20円前後の鍼材料費がかかります。

治療部位・使える保険

治療費・材料費